#旅行

そうだ 京都、行こう。 2

夕暮れが近づき、 繁華街の灯が灯り、やがて夜のとばりが降りると 相変わらず賑わう 夜の先斗町。 私も、赤提灯にひかれて、 軽く一杯。 この居酒屋ぽんとさん、極普通の居酒屋さんなのですが、夏の期間は納涼床ができて、二名以上なら結構お安く利用できる…

そうだ 京都、行こう。

なんだか何処かで聞いたようなタイトルですが・・・・ 先週の週末、お盆休みに使った青春18きっぷがまだ2日分残っていたのと、このきっぷの期限が9月10日。さらに、京都でよく利用する安宿のポイントの一部が9月末で失効と言う条件が重なり、思い立っ…

漂うような旅 5

四条大宮から 嵐電さんの小さな電車に乗り、コトコトと揺られることしばし。 蚕ノ社駅で下車して5分ほど歩くと、 木嶋神社 (蚕ノ社) さんに着きます。 大宝元年にはすでにあったと言うとても歴史のある神社さんで、 境内はよく手入れがされていて、正に神…

漂うような旅 4

図子や小路の向こうにも 夏の日差しが降り注いでいます。 蝉時雨が降り注ぐ高瀬川沿い。 木陰の下、緑が映りこむ涼しげな川面を見ながらそぞろ歩き。 近くにこのような素敵な川沿いの散歩道があるのは羨ましいです。 つづく ただ歩いている動画です。

漂うような旅 2

最高気温37.6℃ 屋根の上の鍾馗さんも、暑そうにしておられます。 いや~あついですねと問うと、ほんまあついですなぁとの返答。 これが油照りと言うのでしょうかと問うと、まだ風もあるし、そんなに蒸し暑くないから違うとの返答。 と言うことは、京都の…

京都 呑み

さて、この間の三連休。 まあ、ここにいたわけですが・・・・ で、 こんな昔ばなし風の場所にも居たりしました。 で、 今回はどんな駄文を書こうかと思っていたら、そういえば、京都で呑んだと言う記事を書いたことが無いので、書いてみようかと。 京都に着…

みやこ見聞録  (さすが千年のみやこ編2)

嵐電の帷子ノ辻駅。 嵐電の本線と北野線との分岐駅。右京区太秦帷子ヶ辻町にあります。 かたびらのつじとは、これもまあ珍しい名前の地名。そもそも帷子(かたびら)とは、夏の着物の一種をさしますが、この地名の帷子は、経帷子 (死装束)をさしているとか…

みやこ見聞録 (おっそろしい~編)

京都市街の西にある千本通り。 まだ配達の大八車が残り、八百屋、魚屋、肉屋、雑貨・金物屋など、日常に密着した商店が軒を連ね、地域の人が買い物に行き交う、上辺だけではない、本当の生活の場としての京都の街を感じられる通りとなっております。 しかし…

みやこ見聞録 (為にならない編)

さて、今度の旅のお話。どのように進めていきましょうか。 まあ、まず京都市の中心、御所のおはなしから。 御所は、天皇の京都における御住まい。 建礼門や建春門などの、壮麗な門がある、 五つの線が入った、長大な「築地」と言う塀に囲まれております。 高…

帰ってまいりました

京都への旅から、無事に帰ってまいりました。 なんでも格安高速バスは恐ろしいというし、かといって、特急や新幹線なぞが使えるほどの金があるわけでもないので、東日本・東海・西日本とJR3社をまたいで鈍行で行ってきました。 京都までそれでも片道7時…

みやこへお散歩 その8

南禅寺の広い境内をうろうろしていると、際限なく時間がかかってしまうので、仕方なく次の目的地へ。 南禅寺を後に、白川通と仁王門通が出会う、南禅寺前交差点から、 これが、インクラインかと眺め、平安の時代から明治大正昭和平成と続く京都の街の歴史の…

みやこへお散歩 6

三門から降り、広い南禅寺境内で次に向かうのはやはり「水路閣」となります。 そういえば、この水路閣の構図、京都を舞台にしたドラマや映画 (特にサスペンス物) によく出てくる気が・・・・ 明治二十三年に完成した、洋風様式たっぷりの重厚なレンガ造り…

みやこへお散歩 5

禅林寺さんを後にし、鹿ケ谷通をてくてく歩き、野村美術館が休館中で、ちょっとがっかりしながら、次の目的地、 南禅寺さんへ。南禅寺さんは、臨済宗南禅寺派の大本山。禅宗のお寺。開創は正応四年(1291年)のことだそうです。 南禅寺といえば、やはり…

みやこへお散歩 4

若王子橋で哲学の道と分かれ、次に向かったのは、禅林寺。 禅林寺さんは、浄土宗西山禅林寺派の総本山のお寺。お寺の中興の祖「永観律師」の名から「永観堂」と呼び親しまれています。 境内は、 先程来の雪で、すっかり雪化粧がされ、それはそれ良い眺め。こ…

みやこへお散歩 3

吉田百万遍を後に、今出川通りを銀閣寺門前方向へてくてく。 銀閣寺門前から、今度のお散歩の一つの目玉、「哲学の道」を歩きます。 この道は、若王子橋辺りから、この銀閣寺門前まで、琵琶湖疏水沿いに続く約2kmほどの小道。 京都大学教授で哲学者の西田…

みやこへお散歩 2

出町柳の水辺でしばらくうろうろして、次は吉田百万遍方面へてくてく。 ずっと無視をしていたのですが、浅春を探しに京都に着いたはずなのに、なにやら視界の隅に白いものがちらちらと舞っておりまして、それが無視もできぬほどの降りになってきました。 百…

みやこへお散歩 1

午前5時45分、定刻通りに到着した、夜行バスのステップを降りると、 寝ぼけ眼の前に、まだ暗い空に伸びる、京都タワーがぼんやりとありました。 今日は、冬の色濃い寒々しい信州の山奥から出奔し、浅春の色を求め、京のみやこへお散歩にと参りました。 払…

わ・め・ぞ 迷走記 (その7)

魔界雑司ヶ谷。 もうここまで奥深く迷い込んでしまうと、私のような田舎者では戻るべき道も見失ってしまい、生きてここを抜け出すためには、ただひたすら前に進むだけ。 路地は、果てしなく枝分かれをして、増殖し、西かと思えば東、 登ったかと思えば、 い…

わ・め・ぞ 迷走記 (その6)

さて、今回の街歩きも佳境に入ってきました。 この雑司ヶ谷という街、表通りだけを歩いていると、何と言うことも無いのですが、もし、一歩でも路地に入ったら、 もうそこは魔境。進めば進むほど、出口の分からなくなる、迷いの街。 路地がまるで「ここまでお…

わ・め・ぞ 迷走記 (その4)

目白署の六尺棒を引っさげた、鬼のようなお巡りさんの視線を避けるように、すたこらさっさと目白界隈を後にして、 やって来たは、わ・め・ぞ の「ぞ」雑司ヶ谷。 雑司ヶ谷といえば、鬼子母神様(法明寺 飛地境内)。 鬼子母神様は子授け、安産、子育ての神様…

わ・め・ぞ 迷走記 (その3)

西早稲田を後にして、 しばらく神田川沿いを歩き、 都電の踏切を渡り、 明治通りを超えると、 ここら辺はもう「わ・め・ぞ」の「め」 目白。 目白と言う地名は、江戸五色不動の一つ、目白不動尊に因んでつけられたもの。(しかし、目白不動尊はこの目白では…

わ・め・ぞ 迷走記 (その2)

穴八幡様を後にして、次は西早稲田界隈をウロウロ。 西早稲田あたりといえば、やはり学生街。 今でも、昔ながらの木造モルタルの学生向け安アパートがちらほらとあり、 そんな昔からのアパートには柿などの古木が生え、都心なのに当たり前のようにめじろが柿…

わ・め・ぞ 迷走記 (序章)

正月二日。 まあ、ただ呑んだ暮れているのもなんなので、 実家の近所の松本電鉄線渚駅から電車に乗り、 この駅で下車し、 こんな辺りまで歩いておりました。 さて、あたしゃいったい、どこをほっつき歩いておったのでしょうか? 以下、詳細は明日以降~♪

芸術の秋 か?

昨日10月24日の話です。 朝、8時起床。洗濯と掃除をさっさと済ませ、バスと電車で平田駅まで行き、病院へ退院後の経過を診て貰いに。術後の傷の回復は順調で、そろそろお酒も缶ビール1本くらいなら良いし、温泉や銭湯も長湯をしなけければよろしいとの…

ぶらりちいさな旅 (その6)

鳥居峠を後にすると、 道は結構な勾配の下り坂になります。 山の春は遅く、樹々はようやく芽吹き始めたばかり。 ところどころ、人も分け入れられないような急斜面に、鳥たちが里から運んだ種が芽吹き、育ったであろう桜の樹も、今が盛りと咲き誇っておりまし…

ぶらりちいさな旅 (その5)

しばらく、昔ながらの細い古道を歩くと、不意に 平らたく開けた場所に出ます。 ここには、中山道でも指折りの難所であった、今私が超えているこの「鳥居峠」の名の由来になった鳥居がある、御嶽神社が鎮座しております。 鬱蒼とした山林の中に鎮座するこの神…

ぶらりちいさな旅 (その4)

林の奥深くに吸い込まれた道は、 この石道標の置かれたあたりから、 不粋なアスファルト舗装がようやく途切れます。 とうとう昔そのままの中仙道とご対面。 途中、石畳の道に整備されているところもありますが、ほぼ昔のままの面影の道。 しばらく歩くと、 …

ぶらりちいさな旅 (その3)

JR中央本線を跨ぐ歩道橋を渡ると、しばらくは何の変哲もない、ごく普通の舗装された田舎の道が続きます。 しかし、ごく普通の道でも、 道端に水場があったり、鷹匠屋敷の跡があったりと、古街道の遺構がそこここに残り、やはりそんじょそこらの田舎道とは…

ぶらりちいさな旅 (その2)

藪原駅で降りたのは、私のほかは、親戚の法事にでも招かれたと思しき賑やかな三名ほどの一団だけ。 その一団が迎えに来ていた車に、大仰に礼を言いながら乗り込み去ると、 途端に駅には人気が無くなり、物音の一つもしないほど、静まり返ってしまいました。 …

愉快な仲間と珍道中 3

諸先輩方の朝は早い。 ガサゴソと布団を畳む音で夢が破られ、時計を見るとまだ朝の4時半。 昨夜、10時半には寝て、睡眠十分の皆さんは目覚めもよく、お茶を飲み、早くも朝風呂に行く準備をしておりました。 朝から全開の先輩方についてゆけず、私は再び布…