2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

幻の季節

文月七月も、もうお仕舞い。 ひどく暑い日が続き、人様が右往左往しているのを尻目に、 空では、お月様が涼しげな顔をなさっておりました。 明日から八月。暑さに溶けて、日常がすべて幻に思えるような季節となります。

泳ぐ

仕事帰り。 寒い季節は、俯いて下ばかり見ています。 暑い季節は、 阿呆のように空ばかり見ています。 出るのは同じ,軽薄な溜息。 いったいいつの頃から、背筋を伸ばして、目線を泳がすことなく、真正面を見て、歩けなくなったのか、最早思い出せません。

距離

宵っ張りの蝉が鳴き残り、薄闇の梢に蜩の声が渡り、虫が夏草の陰でで鳴き始める、そんな真夏の宵。 古い街灯と欠けているお月様が、微妙な距離を置いておりました。 遠い夏の日とかわらない夕景があります。

雨の週末

この2・3日、どうも梅雨時に戻ってしまったかのよう。 雨垂れの音を聞きながら、手持ち無沙汰でゴロゴロしている週末です。 週明明けには、夏が戻ってくるようです。

夕涼みの季節

いや~、今日もまた暑かったですなぁ~ 脳味噌、ふやけまくっておますぅ~ 今日は、珍しく仕事が日の入り前に終わったので (と言うか、一人だけ残って仕事しているのも馬鹿らしいので) まだまだ昼の炎暑の名残の中、とぼとぼと家路に。 まあ、そのまま家に…

いにしえの人々の言うこと

ああ、今日も今日とて 無為に一日が過ぎてしまったようで。 梅雨明けした途端、有無も言わせずに真夏に突入の今日この頃、あたしゃもうすでに、灼熱のアスファルトの上で干からびた、ミミズの干物のような有様でございます。 さて、梅雨が明けてから、ふと思…

いきなり猛暑か

日中、もうどうしようも無いくらい暑くて暑くて、仕事の途中で通りかかった松本城のお堀の水に、真面目に飛び込もうかと思うところを、蚤の脳味噌にあるくらいは残っている理性で、なんとか思いとどまった、今日はそんな一日。 日が暮れてからも、松本にして…

暑中

松本の街角では、 紫陽花もようやく色付き、正に梅雨時となっています。 しかしもう、昨日、7月7日は七夕で、その上に二十四節気の小暑。暑中に入り、夏本番ももうすぐの時候。 夕涼み飲みが最高の季節となってきました。 宵の風に当たりながら、緩やかに…

・・・・まともに相手にしないでくださいませ。

以前、数年住んでいた南関東のことを思えば、松本の梅雨時など大したことはありませんが、 日曜日あたりから、それでも梅雨時っぽい雨が降るようになりました。 ただでさえ機能が衰えている脳味噌にカビが生えそうで、困っている今日この頃です。 でも、心臓…

日は長い

中秋の名月をはじめに、秋から真冬に掛けての、月冴え渡る候のお月様もよろしいですが、 初夏から真夏に掛けての、朧月もまたよろしいようです。 夏至を過ぎて、もうだいぶ経ちますが、まだまだ日の長い季節です。 そんな日の長い季節にも係わらず、このとこ…