そうだ 京都、行こう。

 なんだか何処かで聞いたようなタイトルですが・・・・

 先週の週末、お盆休みに使った青春18きっぷがまだ2日分残っていたのと、このきっぷの期限が9月10日。さらに、京都でよく利用する安宿のポイントの一部が9月末で失効と言う条件が重なり、思い立って京都へ。

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 松本から鈍行で6時間20分かけて京都に着くと、最近化粧直しをしたばかりの京都タワーがお出迎え。

 そういえばこの頃、京都に来ても有名どころの名所旧跡に行っていないので、今度は清水寺金閣寺 銀閣寺 仁和寺あたりに行き、ザ・京都っぽい画像でも撮ってやろうかと思っていたのですが、

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街を歩いていたら、

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六道珍皇寺さんで、特別拝観をしているという話しを小耳に挟んでしまったので、珍しいもの好きの私の血が騒ぎ、ついついお参りすることに。

 本堂にあがらさせていただき、係りの人の説明を聞きながら拝観。

 聞くところによると、昼は宮中に仕え、夜になると地獄の閻魔さんの補佐を務めていた、小野篁さんが造った、たいそう古いお寺さんだそうです。

 造った方が造った方のお寺さんだけあって、地獄極楽図や十王さんの掛け軸がたくさん。(迫力満点で、家族連れのお子様達は怖がっておりましたが・・・・)

 さらに、特別拝観日以外は非公開の

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小野篁が冥界に通うのに使った井戸なるものも拝むことができました。(縁側からの撮影は良いそうです)庭に下りて井戸を覗くと、井戸の壁面にへばりついて生えている羊歯の葉の隙間から真っ黒な井戸の中が覗き、いかにもどこかに通じていそうな雰囲気がむんむんでした。
 また、最近見つかったという、冥界から帰ってくるときに使った井戸と言うのも見ることができました。

 ほかにも、普段は非公開のご本尊 薬師如来さんも拝むことができ、また、いつもは隙間からしか拝見できない閻魔さんの像も閻魔堂の扉が開かれ、迫力のあるお姿をど~~んと見ることができました。

 いや~、普段が怠惰の生活なので、何故か身に覚えが一杯ありすぎて、思わず閻魔様の前でごめんなさいといってしまいました(笑)

つづく