千国街道ちいさな旅 仁科三湖編 最終話
中綱湖を後にして、街道は青木湖沿いの林の中を抜けてゆきます。
まるで、木枯し紋次郎や、黄門様と助さん角さん、うっかり八平衛のご一行が向こうから来そうな風景です。
木立が切れると、仁科三湖でもっとも大きい青木湖を望むことができます。そういえば、この青木湖、最近リメイクされた「犬神家の一族」の湖のシーンのロケに使われたそうです。
まるで、木枯し紋次郎や、黄門様と助さん角さん、うっかり八平衛のご一行が向こうから来そうな風景です。
木立が切れると、仁科三湖でもっとも大きい青木湖を望むことができます。そういえば、この青木湖、最近リメイクされた「犬神家の一族」の湖のシーンのロケに使われたそうです。
てくてく歩き、佐野坂が近づいてくると・・・
道端の木の陰にたくさんの石仏様が。
まるでかくれんぼでもしているようです。
この石仏様は佐野坂西国三十三番観音像とよばれ、道しるべや、街道で行き倒れた人々の供養のために、西国三十三番札所になぞらえて安置された三十三体の観音像です。
銘には文政十二年(1829)と刻まれています。
仏様に見守られながら、厳かな気持ちで佐野坂をくだってゆきます。
道端の木の陰にたくさんの石仏様が。
まるでかくれんぼでもしているようです。
この石仏様は佐野坂西国三十三番観音像とよばれ、道しるべや、街道で行き倒れた人々の供養のために、西国三十三番札所になぞらえて安置された三十三体の観音像です。
銘には文政十二年(1829)と刻まれています。
仏様に見守られながら、厳かな気持ちで佐野坂をくだってゆきます。
白馬に着くとさすがにお腹がすいたので、駅前の食堂に入り蕎麦をいただき、いざ温泉へ。
この日寄ったのは、白馬駅から歩いて10分ほどのところにある、みみずくの湯。
単純アルカリ泉のこの温泉、かけ流しで加温も加水もしていない本当の天然温泉。とろりとしたお湯で、お肌がしっとりします。
さらに、露天風呂からは真正面に白馬の山々が見えて、それはそれは眺めのいいこと。ついつい長風呂をしてしまいます。
で、温泉のあとはやっぱりこれでしょう。
これで今回のちいさな旅はおしまいです。
さてさて、次はどこに行きましょうかね。