伝統の風景

 この季節になると、松本市街から車で15分ほどの、塩尻市につながる県道脇に華やかに飾り立てられた柱がたたります。
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 これは、松本市塩尻市境の内田地区の小正月の伝統行事「御柱建て」です。区内の山林から切り出した15メートルほどのご神木(アカマツ)に、色紙でつくった御幣や稲の穂を模した飾りをつけて、これを依り代として神様に降りてきていただき、五穀豊穣と一年の平安をを祈願するそうです。
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 柱は道路わきの道祖神様の横に建てられます。
 その地区毎の伝統行事を守り続けてゆくということは立派なことで、また人々の繋がりや人情のためにも大切なことだと私は考えます。