松本城惣堀の桜

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 惣堀は、明治維新のとき埋め立てられ、今は200mほどしか残っていませんが、松本城本丸を囲む三重の堀の一番外側の堀でした。
 現存の惣堀の片端町側(南端)には、牡蠣料理店の「かき船」があります。船大工が堀に浮かぶ屋形船を模して造った料理屋です。ここの座敷からの眺めは、あたかも堀に浮かべた船からのもののようだとか。この季節は桜と、堀の水面に映える桜の影を眺めながらのお座敷が楽しめると聞きます。代々の、松本の風流人と趣味人が贔屓にしています。(残念ながら、私は寄らしてもらったことがありませんが)
 また惣堀の新町側(北端)には、明治に新たに掘られた北門大井戸が、いまだに名水を滔滔と流しています。井戸の道をはさんだ向かい側には、茶舗「小笠原園」があり、ここは良いお茶を扱っており、たまに利用させていただいています。良い水と良いお茶。贅沢ですな。