西月
今日の松本は、昼頃から雲が広がり、夕方から雨が降り出し、残念ながら皆既月食を見ることができませんでした。
同じく見られなかった方は、前回、2007年8月28日にあった、皆既月食の記事をご参考程度に御覧ください。
昨夜というか、今日の未明、ふと目が覚めてしまいました。
時計を見ると、午前4時半。いつもならぐっすりと寝入っている時間なのですが、
カーテンを閉め忘れた明り取りの窓から射しこむの月の光に、眠りを破られてしまったようです。
月に照らされるいつも見慣れた室内は、白い光に燃え立ち、とても不思議な感じでした。
月の光に誘われるように、一階の座敷に降り、西側の窓を開けると、
だいぶ西に傾いた十五夜のお月様が、仄青く外を静かに照らしております。
そういえば、普段は熟睡している時間なので、十五夜のお月様が、西の空にいるのを見るのは、珍しいことのような気が。なんだかちょっといいものを見たような気になり、しばし窓越しに西の空のお月様をお月見。
お陰で、今朝は少々寝坊をしてしまいました。