新発見の散歩道 その4
ひとしきり休んだ後、公園を後にして、仁王門横の道を、
再びてくてく。
道は、
童謡の中に出てくる、ふるさと然とした、集落の中を通り、
再び、段丘崖を下る長坂という坂道に続きます。
坂道には、こんな恐ろしい看板も。こんなところまで出没するもんなんですねぇ~(驚)
そう言われてみれば、本当に茂みの影から今にも飛び出してきそうな感じがして、坂を下っている間、風で木の葉がすれる音だけで、結構ビビリまくってしまいました。
道は、
一段下の段丘面に降りて行き、
さらに続いてゆきます。
道端に苔むした小さなおやしろがあったり、
これまた、絵に描いたような田舎の集落の中を通りぬけたり、
集落の出入り口には、道祖神が祭られていたりと、この国の原風景とも言うべき空間をこの道は、通り抜けて行きます。
道は、もう一度、、
段丘崖を下る坂を下り、数段ある河岸段丘の一番下に到達し、
松電の踏切を渡り、
158号線に合流します。
158号線をしばらく西に行くと、松電の終着駅
新島々駅に到着。これで一応、今回の散歩道は終わり。だいたい、全部で5Kmほどの道程でしたが、結構起伏もあり、歩き甲斐のあるコースでした。
で、まあ、散歩はここで終わりですが、やはり心地よく歩き疲れた後は、ここに行かねばなりますまい。
発電所前バス停で下車。
この看板を目印に、
梓川にかかる朱塗りの橋を渡り、
ここにでも、いにしえの石仏様が静かに微笑む道をしばらく歩くと、
最終目的地、日帰り温泉施設の「竜島温泉」につき、やれやれと、散歩で疲れた体を湯に浮かべて、極楽気分。
ちなみに、この温泉、
「温泉スタンド」が併設されていて、セルフ方式で料金を入れると、お風呂1杯分くらいの温泉が買えます。見ていると、近所の方々が、軽トラにタンクを積んで、温泉を買いに来ていました。
ゆっくりと温泉に浸かり、風呂上りに
松電の電車に乗り、渚駅に戻って、今日一日のお散歩は完全終了。
今日もよく歩きました。