昨夜の話

 察しの良い方なら、見当がつくとは思いますが、まあ、だいたい私が「昨夜の話」とタイトルをつけるときは、ろくな夜を過ごしていないもので。

 仕事が終わり、そそくさと会社を出て、銭湯「富士の湯」さんへ行き、ざぶんとひとっ風呂。

 手際よくさっさと湯から上がり、二十四節気小雪の頃の深い宵闇の中で

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ぼんやりと提灯が灯る、源地の瑞松寺さんへ。

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今宵は、月一回、松本落語会が勧進する寄席の日。

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今日は、真打の桂平治さんと、二つ目で来年の2月に真打に昇進する、三笑亭可龍さんが、「源平盛衰記」「肥瓶」「天狗裁き」「七段目」の四つを噺し、大いに笑わせていただきました。
 

 顎ががくがくするほど笑った後は、高揚した気分になり、それはもう、そのままでは帰れません。

 で、結局お定まりの、「夢屋」さんで一杯。

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 で、ここでも落語調で大いに盛り上がり、時の過ぎるのも夢のうち、結局家に帰ったのは午前様。

 部屋に入った途端、着の身着のままで意識不明。

 相変わらず、与太郎の夜でした。