ころころ

 昨日の宵の口から降り出した雨は、亥の刻あたりから強くなり、夜通し街を叩き続けました。

 夜が明けてからも、

イメージ 1


雨は降り続き、

イメージ 2


雲は、山々を押し潰すかのように低く垂れ込め、

イメージ 3


川は茶色く濁り、逆巻いておりました。

 公園の樹々も、

イメージ 4


この雨で盛んに紅葉を落としてゆきます。

 そんな、落ち葉が降る林の中にいたら、頭にこつんと、何か礫(つぶて)のようなものが。

イメージ 5


 手にとって見るとそれは、綺麗でかわいいどんぐり。

 自然に落ちたものか、リスや野鳥が落としてしまったものか、はたまた林に住む妖怪の類いが投げつけたものか。

 なににしろ、折角なので持って帰って、実家の庭にでも蒔いてみようかと考えております。

 明日は寒くなると、ラジオの天気予報。一雨ごとに冬が近づく季節です。